【速報レビュー】DJI Mini 5 ProとMini 4 Proを徹底比較!買い替えるべき?どっちがおすすめ?

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こんにちは、Tech Samuraiです!
先日まで、HolyStoneのホビードローンHS155のレビューをお届けしてきましたが、その最後に「DJIのMiniが欲しい…」とこぼしたのを覚えていますか? なんと、その言葉が天に届いたのか、2025年9月17日、DJIから待望の最新機種「DJI Mini 5 Pro」が発売されました!

前モデル「Mini 4 Pro」も、つい最近まで「249g以下のドローンの完成形」とまで言われた名機です。では、新登場のMini 5 Proは、その名機から一体どこが進化したのでしょうか? そして、私たちはどちらを選ぶべきなのでしょうか?

今回は、両モデルのスペックを徹底的に比較し、「どんな人がMini 5 Proに買い替える(新規購入する)べきか」、そして「どんな人にはまだMini 4 Proがおすすめか」を、技術的な視点から深掘りしていきます!

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一目でわかる!Mini 5 Pro vs Mini 4 Pro スペック比較表

まずは、両者の主な違いを比較表で見てみましょう。

機能DJI Mini 5 Pro (新)DJI Mini 4 Pro (旧)主な違いとポイント
カメラセンサー1インチ CMOS1/1.3インチ CMOS【最重要】Mini 5 Proの圧勝。センサーサイズが大型化し、画質、特に夜間や暗所での撮影能力が飛躍的に向上。
有効画素数50MP48MP大きな差はありませんが、Mini 5 Proがわずかに高画素です。
絞りf/1.8f/1.7f値が小さいほど明るいレンズ。この点ではMini 4 Proがごくわずかに有利ですが、センサーサイズの差で画質はMini 5 Proが上です。
最大飛行時間36分 (Plusバッテリー: 52分)34分 (Plusバッテリー: 45分)Mini 5 Proは飛行時間が順当に延長。特にPlusバッテリーでの50分超えは驚異的。
障害物検知全方向 + 前方LiDAR全方向Mini 5 ProはLiDAR搭載により、夜間など暗い場所での障害物検知とフォーカス性能が向上しています。
内蔵ストレージ42GB2GBMini 5 Proは大きな内蔵ストレージを備え、SDカードを忘れても安心です。
価格 (税込)約106,700円〜約90,750円〜性能向上に伴い、Mini 5 Proの方が高価です。(※価格は変動する可能性があります)
型式認証現時点ではなし対応モデルあり国家資格と組み合わせての業務利用(レベル3.5飛行など)では、型式認証対応のMini 4 Proが有利です。

Mini 5 Proの「真の進化点」を深掘り

1. カメラ性能の飛躍的向上(1インチセンサー)

今回のアップデートで最も注目すべきは、カメラセンサーが1インチCMOSに大型化されたことです。これは、DJIの上位機種であるAirシリーズに匹敵するスペックです。センサーサイズが大きいと、より多くの光を取り込むことができるため、

  • 暗所でのノイズが少ない、クリアな映像
  • 色の階調が豊かで、ダイナミックレンジの広い表現

が可能になります。日中の撮影はもちろん、これまでMiniシリーズが苦手としていた、夕暮れ時や夜間の撮影クオリティが劇的に向上しているはずです。

2. より長く、より安全なフライトへ

飛行時間が約2分延長され、Plusバッテリー使用時には50分の大台を突破しました。この「あと少し」が、撮りたい映像を妥協なく撮影できるかに繋がります。

また、前方LiDAR(ライダー)の搭載も大きな進化です。LiDARは光(レーザー)を使って距離を正確に測定する技術で、従来のビジョンセンサーが苦手としていた暗い場所でも、障害物を高い精度で検知できます。夜間撮影時の安全性が大きく向上しました。


結論:あなたにおすすめなのはどっち?

両者の特徴を踏まえた上で、私が考える「おすすめの選び方」は以下の通りです。

DJI Mini 5 Pro を選ぶべき人

  • とにかく最高の画質を求めるクリエイター
    1インチセンサーによる高画質は、作品作りにおいて何物にも代えがたいアドバンテージです。
  • 夜間や夕暮れ時の撮影を頻繁に行う人
    LiDARと大型センサーの組み合わせにより、暗所での撮影体験が大きく向上します。
  • 少しでも長く飛ばしたい、時間に追われたくない人
    延長された飛行時間は、撮影の自由度と精神的な余裕に直結します。

DJI Mini 4 Pro が今でも魅力的な人

  • コストパフォーマンスを重視する人
    Mini 4 Proも依然として非常に高性能なドローンです。最新機種の登場で価格が下がる可能性もあり、コスパはさらに高まります。
  • ドローン国家資格を活かした業務利用を考えている人
    現時点で「型式認証」に対応しているのはMini 4 Proです。特定の条件下での補助者なし目視外飛行(レベル3.5)など、資格を最大限に活用した業務を行いたい場合は、Mini 4 Proが必須となります。(※Mini 5 Proも今後対応する可能性はあります)
  • ドローン入門者
    まずはドローンの楽しさを知りたい、という入門者にとって、Mini 4 Proの性能は十二分すぎるほどです。
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まとめ

DJI Mini 5 Proは、249gという手軽さはそのままに、カメラ性能をプロレベルにまで引き上げた、まさに「小さな巨人」です。画質に一切の妥協をしたくない映像クリエイターにとって、最高の選択肢となるでしょう。

一方で、DJI Mini 4 Proも名機であることに変わりはありません。価格と性能、そして「型式認証」という業務上のメリットを天秤にかけ、自分にとって最適な一台を見つけることが重要です。さて、Tech Samuraiはどちらを選ぶのか…今後の展開にご期待ください!

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